皆さんはどのようなノートパソコンを使っている,または購入を検討しているでしょうか?
今回は,そんなノートパソコンの選び方を書いていきます.
(この記事ではCPUについて書いていきますが,他の要素が完成次第このページにリンクしたいと思います)
(このシリーズ全編はこちらのリンクからhttp://zackly-blog.com/cms/category/category/tips/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88pc/)
目次
ノートパソコンを選ぶ際のポイント
概要
ノートパソコンは,据え置き型で持ち運びのできないデスクトップ型パソコンに比べて持ち運びができ,外出先で使ったり,自室から持ち出してリビングで使ったりと,とにかく「コンパクト」なパソコンです.
(ノートパソコンというのだから,折りたためるのも特徴です)
そんなノートパソコン,安いのは3万円台から,高いのになると20万円を超えるものまでさまざまです.
ノートパソコンの選び方として値段から選んでいくのも手ですが,長く使うものですのできちんと性能に目を向けて選部ことをおすすめします.値段は最後に性能を落としていくなどして調整すればいいのです.
次に,ノートパソコンを選ぶ際の要素についてまとめます.(ほかにもありますが,初心者さん用に大まかに分けました)
CPU(Central Processing Unit )
Intel CPU Core i7-7700 3.6GHz 8Mキャッシュ 4コア/8スレッド LGA1151 BX80677I77700 【BOX】
(上のものはデスクトップ用です)
このCPUは,コンピューターの中心部分,人間でいうと脳のようなところです.
日本語に直すと,中央処理装置と呼ばれる部品です.
このCPUの性能に応じて種類があり,結構な価格差になったりします.
(この記事で紹介します)
ストレージ(記憶装置)
パソコンには必要不可欠な部分,記憶装置です.
この中にデータを記録しておきます.
ストレージには大きく分けて3つ,「HDD(Hard Disk Drive)」,「SSHD(Solid State Hybrid Drive」,「SSD(Solid State Drive)」があります.
また,それらの容量(何百GBとか…)によっても違いがあります.
(詳しくはこちらでどうぞ
http://zackly-blog.com/cms/2017/02/16/post-219/)
ディスプレイ(画面)
次に,「ディスプレイ」,これは,テレビのように画面を移す部分です.
このディスプレイは大きく2つの種類あり,映り込みを抑えた「ノングレア」,画面が明るき綺麗な「グレア」と分かれます.
また,画素数(画面のきめ細やかさ)などもたくさんあります.
使い心地(キーボードなど)
こちらは「要素」かと言われれば違うかもしれません(笑)
しかし,使っていくうえで迂回心地は大変重要だと思います.
使い心地が良いのと悪いのでは作業の効率ややる気は大きく変わることでしょう.
メーカー
これは,ノートパソコンを製作,販売している会社のことです.
国産ならFujitsuやPanasonic,外国産ならHPやLenoboといった具合です.
最近は外国産のパソコンも品質が高くなってきていて,馬鹿にできません(むしろ,私自身は外国製のものをおすすめしたいです)
(これらは3つ目の記事にてまとめる予定です)
CPUの選び方
まず決めることは,コンピュータの中心部分「cpu」の性能です.
cpuといえばintelが有名だと思うので(それ以外の知識があまりないので)今回はintelのcpuについてのみ書きます.
インテルはアメリカの企業で,ほとんどのパソコンがインテル製のCPUを用いています,他には,AMD製のものもあります(使用したことはないですが)
CPUの種類について
先ほどのように,CPUには高性能のものから低性能のものまで種類があります.
今回は,よく販売店などで目にすることの多い4種類のCPUの特徴,また,そのCPUがおすすめできる用途について,低価格(性能が抑えられている)なものから紹介します.
Celeron(セルロン)
4種類のCPUの中で最も安価なモデルです.
3万円くらいの安めのノートパソコンに搭載されていることが多いのが特徴です.
このCPUは少し低性能である代わりに消費電力も少なくなっています.
ネットやメールしかほとんどしない,どうしても安いパソコンにしたいという方が選ぶ傾向にありますが,快適なパソコン操作をしたいのならばお勧めできません.
というのも,とにかく起動やページ表示が遅いという印象です.(私自身も2年ほど用いていたので実体験ですが(笑))
起動に60秒以上かかったり,ページ表示に5秒以上(早いものだと1秒以内)かかったり,果てはワードやエクセルがカタついたり…
ただ,これは3年ほど前のモデルの使い心地でした.
今のCeleronは高性能化が進んでいて,少しはまともなものになったようです.価格を抑えたいのであれば我慢できるでしょう.
Core i3
この「Core i3」,インテルが生産しているCPUの最も普及しているシリーズ「Core(コア)」の中では一番安価なモデルです.(ほかには後述のi5, i7があります)
また,Coreシリーズは2017年に第7世代を搭載したものを販売し始めました.このように,数年おきに改良したCPUを搭載しているため,購入するCPUの名前だけでなく,何世代目のものなのかも確認するといいです(6世代i5=7世代i3位の差があります)
機能を抑えている代わりに性能は控えめとなっています.しかし,セルロンよりは大幅によいものとなっています.
ネットやメール,動画視聴くらいしか(仕事で使わない)ような方にぜひおすすめしたいCPUです.
主婦の方や仕事にパソコンを使わない方,そして新入大学生(文系)の方にお勧めです.
(というのも,理系の方は研究などで自分のパソコンでシミュレーションをしたりすることがあるからです,i3では少々力不足かと…)
Core i5
このCore i5は会社などのパソコンに搭載されていることが多い,「コストパフォーマンス」が最もいいモデルです.
Core i5さえあれば,ネットも動画もオフィスソフトも快適に動くでしょう.
少し予算に余裕があって,通常の使い方をしたいという方はこのCPU以上にする必要はあまりないでしょう.
パソコンをバリバリ使用するビジネスマンの方,理系の方でシミュレーションソフトを活用したいと考えている大学生の方にお勧めです.
Core i7
このCore i7はこのシリーズではハイエンドモデルです.
実際にはi5で充分なので,予算にある程度余裕のある方はとりあえずこれにしとけばいいよね,といったところです(笑)
このCore i7にするとさらに快適に作業ができます.というのも,CPUの使用率が大幅に下がるので,滅多にフル活用することはありません.
それでも,ネットゲームや動画のエンコードをガンガンをする上ではやはり力不足(できなくはないです).そういう用途にしたい方はもう少し上のモデル,もしくはデスクトップ型のパソコンにしましょう.
ということで,Core i7は,なんとなく性能良いものを持っておきたい,という方にお勧めです.(私もなんとなくi7にしました.i5モデルよりも8,000円ほど高価になりました(笑))
まとめ
Celeron
最安価モデルに多い.安価で手に入ることが多いが,性能は結構控えめ.せっかちでない人ならこれで充分かもしれません
Core i3
入門モデルに多い.安価ながら性能はそんなに悪くない.一般的な使用をする主婦の方,大学生におススメ.
Core i5
ビジネス用パソコンに多い.コスパ最強,困ったらこれを選びましょう!.
Core i7
ハイエンドモデルに多い.ノートパソコンに求めるスペックとしては十分すぎます.とりあえずいいものを持っておきたいというコレクター気質の方におススメ.
以上で ノートパソコンの選び方[CPU編] の記事は終わりにします.
最後までご覧いただき,ありがとうございました!
続きはこちらで!http://zackly-blog.com/cms/2017/02/16/post-219/
第3弾(ディスプレイ篇)はこちらhttp://zackly-blog.com/cms/2017/02/17/post-229/