ノートパソコンの選び方第2弾として,今回は「ストレージ」について書きました.
(このシリーズ全編はこちらのリンクからhttp://zackly-blog.com/cms/category/category/tips/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88pc/)
ストレージとは
概要
ストレージとは,「データの記録」を行うところです.
お使いのスマホや音楽プレーヤーにも,「16GB」とかあると思います.
このストレージがないと何も記録することができません.
また,ストレージには大まかに3種類存在します.
ストレージの種類
HDD(Hard Disk Drive)
東芝 TOSHIBA 2.5インチHDD(SerialATA)/容量:1TB/回転数:5400rpm/キャッシュ:8MB MQ01ABD100
一般的に「ハードディスク」と呼ばれるのがこれです.
ほとんどのパソコンにはこれが入っています.磁気によってデータを保存しています.
最大の特徴は,「安い」こと,そして「大容量」なことです.
しかし,問題があります.
それは,
①衝撃に弱い
②うるさい
ことです.
うっかりノートパソコンを落としたりしたときには,データがすべて飛んだなんてことも.また,「ウィ~~ン」とうなることが多いです.
というのも,このHDD,データの記録や読み込みの際に「回転(DVDのように)」しているのです.
これにより,騒音や衝撃に弱いといった特徴になるのです.
SSD(Solid State Drive)
Crucial [ Micron製 ] 内蔵SSD 2.5インチ MX300 525GB ( 3D TLC NAND / SATA 6Gbps / 3年保証 )正規代理店 CT525MX300SSD1
よくSSDと略されることが多いストレージ.このストレージは,USBと同じように半導体からなるもので,電気的信号によってデータを保存します.
このことによって,データの記録や読み込み時は全くの無音ですし,衝撃にもとても強いという特徴があります.また,HDDと比べてpcの起動やシャットダウンが爆速になります.(HDDで60秒かかっていまものが15秒程度になりました.)
ただ,少しだけ高価になる傾向があります.
SSHD(Solid State Hybrid Drive)
Seagate 内蔵ハードディスク SSHD ハイブリッド 1TB ( 2.5インチ / SATA / 5400rpm / 8G BMLC / 3年保証 ) 正規輸入品 ST1000LM014
SSHDと聞いてピンとくる方はほとんどいないのではないでしょうか?
このSSHDは「HDD」の安さと「SSD」の静音性,速さを兼ね備えたものです.
例えば500GBのSSHDだと,8GBのSSD,残りはHDDといったような作りになっていて,主にデータの記録をするのはSSD,それをHDDに移すといったような構造になっています.
したがって,衝撃への弱さはHDD並み(弱い)ということになります.
メモリ
パソコンには,メモリという要素もありますが,正直4GBや8GBあれば充分です.
2GBでは不足するので注意しましょう.
どのストレージがいいか?
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました
HDD(Hard Disk Drive)
メリット
安い,大容量
デメリット
衝撃に弱い,うるさい
SSD(Solid State Drive)
メリット
とても速い,静か,衝撃に強い
デメリット
高い
SSHD(Solid State Hybrid Drive)
中途半端(笑)
あまりメリットがないわりに価格も中間程度します
オススメはできません
まとめ
価格重視なら
HDD>SSHD>SSD
です.
性能重視なら
SSD>SSHD>HDD
です.
総合的に判断すると…
SSD>HDD>SSHD
の順番になると思います.
悪いことを言わないからSSDにした方が良いと思います.
ただ,SSDのオプションはとても高くなる(+30,000円とかかかります)ので,HDDのモデルを購入し,自分でSSD(15000円ほどで買えます)を付け替えた方がお得です.)
「あとからSSDに自分で変える」
が一番おすすめ!これが今回言いたいことでした.(ただし,取り換えが難しいモデルもありますので,説明書や解説サイトをご覧になって自己責任で取り換えましょう!)
Crucial [ Micron製 ] 内蔵SSD 2.5インチ MX300 525GB ( 3D TLC NAND / SATA 6Gbps / 3年保証 )正規代理店 CT525MX300SSD1
(私はこのモデルを購入しました.評価もとても良い商品です)
これで「ノートパソコンの選び方[ストレージ編]」は終了したいと思います.
最後までご覧いただき,ありがとうございました!