今回紹介したい映画は,1994年に公開され,トムハンクスを主演におき,アカデミー賞作品賞など6部門に輝いた言わずとも有名な映画「フォレストガンプ」です.
目次
概要
この映画「フォレストガンプ/一期一会」は,1994年に公開されアカデミー賞作品賞など6部門に輝いた名作映画です.
主演はターミナルなどで知られるトム・ハンクスが務めました.
この映画のジャンルは「戦争」になりますが,主人公のガンプがすっかりおじさんになってから昔のことをベンチで座りながら話していくという変わった幕開けで有名です.
この映画から得たものはたくさんありますし,見て損はない映画だと思います.
作品への想い
私の個人的な話ですが,この映画を初めて見たのが10歳の時,当時夜更かしをしてみたのですが,見終わった後不思議と涙が出てきたのを覚えています.
また.この映画によって考え方や人生観(大げさかもですが(笑))も少し変わったのかもしれません.
それくらいいい映画だと思います.
今回レビューを書くにあたりもう一度見ましたが,やはりいい映画だと思いました.
私が見てきた映画(200本以上だと思います)の中でこの作品以上に人に薦めたいものはないといっても良いくらいです.見たことない方にはぜひ,本当に見ていただきたいと思います.
あらすじ
舞台はアメリカ,背骨の曲がりからギプスをつけている主人公,フォレストガンプ(トムハンクス).
そんな彼が生きてきて感じたことをもうすっかりおじさんになったガンプがバス停のベンチで語りはじめるところから始まります.
幼いころからいじめなどにも合いますが,得意の足を生かしてフットボールの大学選抜に選出されるほどのスター選手になったガンプ.そんなときに起きたのが,あの悲惨な戦争「ベトナム戦争」でした.
ガンプやその友人たちの運命はすべて戦争にかかっていたのです.果たしてどのような出来事が起こっていったのでしょうか…
(こんな感じにまとめてみました.駄文失礼しました)
この映画のテーマ
人生は分からないもの
メリーチョコレート ファンシーチョコレート 40粒入(FC-SH)
(ちなみに私は大のチョコレート好きです(笑))
ガンプの母が言っていたこと(その後はガンプ自身もよく言っていた言葉)に,「人生はチョコレートの箱のようなもの.開けてみなければわからない」というものがありました.
ガンプ自身ハンディキャップを持って生まれてきたこともありますが,その後はスター選手になったり,戦争でいろいろなことを経験したりと,本当に人生って何があるのかわからないものだと思いました.
これから自分にも起きるであろうそのような出来事,それも何とかして耐えなければならないという気持ちにさせてくれました.
そしてこの言葉は映画史に残る名言として有名なものになっています.
戦争は「悲惨なもの」である
Vietnam War: A History From Beginning to End (English Edition)
(ベトナム戦争:アメリカ側,ソ連側で展開された大規模な戦争,10年以上続き,特に現地住民の被害がとても大きかった悲惨な戦争です)
この映画の中心部分を占めるものとして,「戦争」があると私は思っています.
戦争によってそれまで当然のように送っていた平穏な生活が壊れ,そして命が次々と失われていく…
そんな戦争の悲惨さを描いている作品だと思いました.
映画のシーンの中にも,いくつか考えさせられるシーンがありました.(私は涙もろいので久しぶりに号泣をしましたが.10歳のころとあまり変わっていないようです.)
フォレストガンプを見て,当時の私は子供ながらに,戦争とは残酷なものであることを思い知らされました.この時にできたこの気持ちは今現在でも変わらずに存在しています.
別れ
人生には別れがつきものです.
どんなに好きで大切な人でも,突然亡くなってしまうこともあるということですね.
この映画でガンプは多くの別れを経験していますし,その一つ一つにきっちりとしたドラマがあります.(この演出によって何度も私は泣かされているわけです…)
このような別れが存在するのが人生であり,また,この別れがいつ来るのかわからないからこそ,日ごろに感謝しておく必要があるのだと若いながら感じました.
ポイント
考えさせられる
先ほどにも書きましたが,この映画を見た後,しばらくいろいろなことについて考えさせられました.(例えば,人の生き方や選択,そして戦争についてなどです)
この映画を見て人生についてもう一度よく考える機会を得られることと思います.
今という時を特に考えることなく過ごしているような方(私も含まれてしまうかもしれませんが)が少しでも何か得るものがあるのであれば,この映画を見る価値は十分にあったということになると思います.
特に学生の方には見ていただきたい作品だと思います.
号泣…
初めて見た10歳の時,この映画のとあるシーンが切なく・悲しくて見終わった後に布団の中でだいぶ泣いた記憶があります.
そして今回見たのですが,案の定同じシーンで号泣&号泣してしまいました.あのころからあまり成長できていないということになってしまうのでしょうか(笑)
こんなに泣いたのは本当に以前ガンプを見たとき以来かもしれないという勢いで涙が出てきました.(もともと涙腺が弱いんですがね(笑))
それも露骨なお涙ちょうだいではなく,リアリティのあるシーンがとても多くそこも良いところだと思います.
ガンプの素直さ
ガンプは軽度の知的なハンディキャップを抱えています.それゆえかはわかりませんが,とても素直で,一貫した行動をとります.
そんなガンプを見ている視聴者は応援したくなると思いますし,だからこそ仲間からも信頼されるのだと思います.
普通ならできないような行動も,ガンプには躊躇なくやり遂げることが可能なのです.
少しガンプを見習う必要があると当時も今も思いました.
まとめ
アカデミー賞の受賞など輝かしい評価を受け続けている名作「フォレストガンプ」.
見たことがないという方,または昔見たけどそれ以来という方,両方の方にお勧めできる映画となっています.
ぜひ一度ご自分の目で見て,深い映画の世界を楽しんでみませんか?
(少し偉そうに書いてしまいました(笑))
特に学生の方などにおススメしたい作品となっています.
これで今回の紹介は終わります.
ネタバレを少なくするため,あえて内容には深くは触れていませんが,今後しばらくしたらネタバレ&感想記事も書きたいと思っています.
ご覧いただき,ありがとうございました!!