(TOEIC780 or 英検準1級)=センター試験英語満点 はどうなのか!?

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(TOEIC780 or 英検準1級)=センター試験英語満点 について

平成30年度以降(2018年度)の改訂として,TOEIC780 or 英検準1級を有している受験者はセンター試験英語を満点(200点)とする案が文部科学省で検討がなされています.

果たしてこのような措置は適当なのか,そもそもセンター試験やTOEIC,英検とはどのようなものなのかについて(実体験を踏まえて)紹介しています

私のブログの趣旨とは少々異なってはいますが,これから受験を控えた中高生の方,そして実際にこれらの試験を受けた方の参考になればうれしいです.(少々長めになっていますので,都度目次から飛んでいただけると嬉しいです)

はじめに

私自身の受験歴

私は2014年度センター試験を受験しました.

また,英検は10回以上受験をしています(何回も落とされました(笑))

そしてTOEICもこれまでに3回ほど受験しています.

(2019年現在,7回受験していることになりました)

どの試験についても経験していますので,実際に受けてみての比較をしています.

私自身の英語力について

私は超絶英語ができるというわけではありませんが,普通ちょい+ほどの英語力は有していると思います.「英語はまあ得意なんじゃないかな~」程度の英語力といえばわかりやすいでしょうか.

実際に大学受験をするということでそれなりに勉強をしたので,英語の偏差値は70程度でした.

後述をしますが,今回のお題にぴったりな英語力なのです.

各試験について

(各試験について書いてみました.ご理解いただいている方は次へ!)

センター試験

センター試験過去問研究 英語 (2017年版センター赤本シリーズ)
センター試験過去問研究 英語 (2017年版センター赤本シリーズ)

概要

1990年から開始された共通試験で,通常高校3年生(浪人生や再受験生)が受験する試験です.正式名称は大学入試センター試験となっています.一般的には「センター」と呼ばれることが多いです.

この試験は主に国公立大学を受験する人センター利用入試(私立),そして腕試し的な意味(場馴れさせる目的)で受験する人もいます.

大学入試センターHPによると,2014年度の総受験者数はおよそ54万人英語科目の受験者数は53万5000人となっていました.

難易度

まず,平成25年度の平均点は119点(200点満点)でした.この点数は低いというのか高いというのかは難しいですが,一応勉強してきた受験生の平均点が6割ということでそこまで簡単な試験というわけではないでしょう.

難関国公立大学(東大や京大)の2次試験を受けるため,または難関私立大学を受験するには大体9割以上の得点を求められます.しかし,このラインは実はそこまででもなくて…(後で書きますが)

しかし,200点満点を取るのは相当難しいといえるでしょう.どこかでひっかけられることが多いです.

TOEIC

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編
TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

概要

TOEIC(トーイック)ビジネス英語の技量を測る試験として有名です.

正式名称は「Test of English for International Communication」(国際コミュニケーション英語能力テスト)となっています.テストはReadingセクション(0~495)Listeningセクション(0~495)の2セクションからなっていて,満点は990点満点(なぜか1000点ではない)となっています.

こちらは「合格」といったような評価はなく,点数による評価となっているが特徴です.(ちなみに,数問間違えていても満点となることが多いらしいです)

1回の試験で16万人程度の受験者がいて,それが1年に10回ほど実施されます.かなり大規模な試験です.

難易度

第208回(2016/03/13,実際に受験しました)の試験の平均点は585.4点(60%弱)となっています.大学生の1年生の平均点が420点程度(低いですね…)といわれていますので,大体センター100点=TOEIC400といったような感覚です(少し適当です(笑))

Readingセクション時間制限が厳しく,Listeningセクションひっかけ問題が多いといった印象を持っています.対策することで500点くらいなら大体とることができるのではないでしょうか.

(今回の議題は780点についてです)

英検

2017年度版 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
2017年度版 英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

概要

正式名称は「実用英語技能検定」といいますが,大体は英検と呼ばれることが多いです.

1年に3回実施されていて,年間250万人以上が受験しています.受験者層は様々ですが,中高生が7割を占めるなど,学生が多いのが特徴です.

留学の認定資格として,そして英語の力の測定英語学習の進展度の確認)に用いられることが多いです.5級から1級まであり,様々なレベルの受験層に対応しています.

難易度

難易度は級によって様々です.例えば5級は英語学習を始めたばかりの初心者(中学1,2年生)レベル2級高校卒業程度(これに関しては様々な意見がありますが)といったような感じです.

詳細なレベルについては英検のHPでご確認ください.(過去問も公開されていますので,一度目を通してみることをおすすめします)

(今回の議題は準1級(大学中級程度,HPより)についてです)

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